Bissolotti Francesco

Bissolotti Francesco

Francesco Bissolottiは1929年クレモナ県ソレズィーナに生まれます。
木工細工の仕事をするようになった後、弦楽器製作を学び始めました。
1957年にクレモナ国立弦楽器製作学校に入学。
その頃教鞭をとっていたミラノのメーカーPietro Sgarabottoに師事します。
また、後に現代の巨匠として仰がれるGio Batta Morassiと同様に、同校でリペアの講義を行っていたGiuseppe OrnatiとFerdinando Garimbertiに影響を受けます。
そんな若き日のBissolottiに最も影響を与えた存在としてSimone Fernando Sacconi(1895-1973Roma〜New York)があげられます。
ニューヨークのウーリッツアー商会で働き、“The Secrets Of Stradivari”の著者でありStradivari研究の第一人者であったSacconiは、
クレモナの学校を訪問した際にBissolottiと出会い、その才能に惚れて、その後も自らの研究によって得た知識と経験をBissolottiに授け続けていきます。
この経験がBissolottiをクレモナ復興の象徴的なメーカーへ成長させる土台となったのです。
こうしてBissolottiはクレモナ黄金期に用いられていた内枠式による製作法を取り戻すだけでなく、さらにそれを進歩させ、現代の巨匠として仰がれるメーカーになっていきました。
彼の4人の息子-Vincenzo (1948-)、Marco Vinicio(1956-)、Maurizio(1957-),Tiziano(1959-1995)-もまた製作家として活躍しています。(Tizianoは1995年に亡くなっています)
また、クレモナの学校でも長年にわたり教鞭をとったBissolottiは、Lorenzo Cassi(1974-)、Andrea Cabrini(1973-)、Pietro Virdis(1971-)等たくさんの弟子も育てました。

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